＊恐怖感＊

彼の体は、特殊。

心臓があんまりよくない。

なる人はそう多くない病気。

あまり聞かない病気。

いつか心臓止まってしまうかもしれない。

だから、倒れたら救急車呼んで人口呼吸してねーなんて、本気で言ってる。

冗談にならん。


…なのに、よく倒れたフリをする。

どれだけ心配してるのか知らずに。

脈計って、呼吸してたからほっといたけど。

本当に倒れてたら、どうするんよって言ってた。


いつか本当に倒れた時に、フリかと思って ほっておいたらどうするんかって。

またフリだろうと私が思ったらどうするんかって。

恐いやなぃか。

置いてかれたくないやんか。


心臓が痛いって言う度に、私はどうしようもない恐怖が近付いてくるようで恐くて、恐くて。

でも、本当に恐いのは本人なんだろうなって思う。

それは解るけど、どうしても涙が出てくる。


病気ごと受け止めれるって自信とかがある訳じゃない。

病気だからって離れる程薄っぺらい関係じゃない。


付き合って最初の頃だったかな？

すでに病気の事言われたんだけど、それでも一緒にいた。


てか、これ書く気もせんかったんだが。



世の中の私の彼のような人がいれば、聞いてほしい。

病気なっとるんなら、冗談にならんふざけた事はやめて下さい。

心配、してるんですから。

好きな人には余計、死なれて欲しくないですから。

あー、泣いた。

ほんま、こっちの心臓止まるわな(笑)